受賞者
AWARD WINNER

東山高等学校 地学部

東山高等学校 地学部

授賞理由

1986年に丹後半島の琴引浜で鳴き砂の調査を開始し、1990年には漂着物の調査を開始。1993年より、琴引浜を定点とする漂着物の調査を続け、海洋ごみ問題、環境問題に関する研究・啓発に大きく貢献している。また、禁煙の浜条例作成のための基礎資料作成など地元への直接的貢献もある。
採取した漂着物のうち、使い捨てライター、医療廃棄物、PETボトルキャップ等は学校で分析して排出国を特定。例年、琴引浜研修センターや同校学園祭で「漂着物展」を行っているほか、調査結果は毎年10月の「漂着物学会」、2月の「京都府高校生理科研究発表会」等でも発表。調査手法のレベルアップとともにデータ信頼度も高まり、「クリーンアップ全国事務局」など各種調査機関とも連携を深めている。

プロフィール

1986年 琴引浜の鳴砂調査開始
2000年 漂着物は語る―浜辺から地球環境を考える
(国連大学)クリーンアップ全国事務局 講演と展示
2001年 網野町美しいふるさとづくり条例制定に協力
2002年 漂着物学会福岡大会「鳴き砂の浜 琴引浜の漂着ゴミ」
2003年 CAPフェスタ(京都青年中央会)「漂着物展」
2004年 第5回環境フォーラムきょうと「発表」
2005年 第1回北西太平洋地域における海洋ごみに関する国際ワークショップにて展示発表(主催:環境省、環日本海環境協力センター)
鳴き砂サミット横浜大会[ポスターセッション]
2006年 日本農芸化学会2006年度大会
高校生による研究発表会―化学、生物、環境―[ポスターセッション]