受賞者
AWARD WINNER

同志社高等学校 演劇部

同志社高等学校 演劇部

授賞理由

’06年8月開催の第52回全国高等学校演劇大会及び第30回全国高等学校総合文化祭演劇部門において、奥田菜津(生徒)作・出演の「ひととせ」を上演し、文部科学大臣賞・最優秀賞を受賞した。
同校演劇部では例年、脚本・演出・美術など全てを生徒が行う作品制作に取り組んでいる。「ひととせ」は、’05年春から部員が2名だけという状況の中、卒業生や友人の協力を得ながら演劇部が大切に育ててきた一人芝居であり、役者の演技はもとより、一人芝居ならではの演出や細部にまで工夫を凝らした小道具・音響など舞台全体としての完成度が高く評価された。「第17回全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演」(於:国立劇場)でも上演され、NHK‐BS2「青春舞台2006」で放映された。

主な活動

毎年夏に行われる京都府の支部大会では、’01年度「夏(仮題)」、’03年度「LastEncore」、’04年度「雫ふたひら」がそれぞれ優秀賞を受賞。また、’05年度に「ひととせ」、’06年度に「夏綴り」でそれぞれ最優秀賞を受賞した。こうした活躍を受けて2月の「Kyoto演劇フェスティバル」には’05年度・’06年度と2年連続、招待公演として参加。
公式の大会以外では、4月の新入生歓迎公演、10月の文化祭公演のほか、3月には近隣の幼稚園を訪問して公演を行っている。いずれも生徒が主体となって取り組んでおり、特に幼稚園公演は生徒の発案で’00年に始まり、幼稚園の理解を得て今年で7年目を迎える。