受賞者
AWARD WINNER

授賞理由

夏休みの自由研究として制作した2つのレポートが作品コンクールにおいて高く評価された。
筑波大学主催の「科学の芽」賞に応募した「カレーのカビが生える条件を調べよう」は小学生の部（応募総数982作品）で、最高賞である「科学の芽」賞を受賞した。普段の生活の中で目にした「カレーのカビ」に興味を持ち、カビの生えにくいカレーの条件について、具材やルーの種類、保存条件などの観点から、粘り強く実験・観察を行い、丹念なレポートに仕上げた。
また、一般財団法人理数教育研究所が主催する、塩野直道記念 第6回「算数・数学の自由研究」作品コンクール（応募総数16,485作品）に応募した作品は、優秀賞にあたる内田洋行賞を受賞した。研究テーマは「変化する速さの時間に対する走行距離をはかろう！」。小学5年生で学習する「速さが一定の場合の時間・距離の求め方」を発展させ、速さが変化する場合について、動く電車の速さをアプリで実測し、走行した距離を「時間と速さのグラフ」の面積から求める研究を行った。
生活習慣がしっかりと身についており、学習活動をはじめ様々な課題に、普段から熱心に取り組んでいる。明朗快活な性格で、体育係や学級委員としてクラスの牽引役となっており、周囲からの信頼も厚い。理数系の分野への関心をさらに膨らませ、今後もすばらしい作品を作り続けてほしい。

主な活動

平成28年

• 朝永振一
  テーマ「三日月のについて」

平成30年

• 塩野直道記念 第6回「算数・数学の自由研究」　内田洋行賞
  テーマ「変化する速さの時間に対する走行距離をはかろう！」
• 朝永振一郎記念科学の芽賞　科学の芽賞
  テーマ「カレーのカビが生える条件を調べよう。」