山脇 孝之 京都学園中学高等学校教頭 数学教育
京都学園中学高等学校 教頭 数学教育
山脇 孝之
Yamawaki Takashi
授賞理由
「わかる数学」「おもしろい数学」を目指し、生徒が興味・関心を持てる教材や題材の開発に取り組み、放課後の補充講座等では、生徒がとことん分かるまで、きめ細かな指導を続け、同校生徒の数学力向上だけでなく、理系進学者を増加させるなど大きな成果を残している。
一方、教務部副部長・部長として、学習指導要領改訂に伴うカリキュラム策定、完全週5日制の導入、「国際コース」「特進BASICコース」等の新コース設置、学内組織改革等にあたり、2000年4月の中学校新設に尽力。2004年より中学教頭として発展に寄与し、2008年高校教頭となる。また吹奏楽部顧問としても部活動の発展に努めるなど、数学教育、部活動、学校運営と多方面において、同校の発展に大きな力となった。
主な活動
1978年 | 京都商業高等学校教諭となる。 数学教育の改善および生徒の学力向上に向けた研究と実践に取り組む。 吹奏楽部顧問となる。 |
---|---|
1993年 | 教務部副部長。翌年の学習指導要領改訂にむけたカリキュラム策定に携わる。 |
1994年 | 教務部長。完全週5日制、2期制を実施。 |
1996年 | 「京都学園高等学校論集」に『高等学校の数学』寄稿。 教育課程における数学の意義とその指導法を論ずる。 同論集には、95年より、クラシック音楽の作曲家や 楽曲分析に関する論文を毎年発表。 |
2004年 | 中学校教頭となる。 |
2008年 | 高等学校教頭となる。京都府私立中高連合会より30年勤続表彰。 |