受賞者
AWARD WINNER

京都学園中学高等学校 バイオサイエンスプログラム担当教員

京都学園中学高等学校 バイオサイエンスプログラム担当教員

授賞理由

生物学・環境教育・プレゼンテーションの多領域にまたがるプログラムであり、2008年度より学校設置科目として整備され、高校1年生特進ADVANCEDコース全員を対象としている。授業は土曜日と休暇中を利用して通年で実施、前期は講義・実習・体験学習、後期は探求学習とプレゼンテーションである。テーマを「バイオテクノロジーと環境保全」として、ミクロとマクロの生物学の双方への目配りによる融合的学習を通して、現代の重要課題に取り組む姿勢を身に付けるよう配慮されている。

また、1年を通しての大学教員による継続的指導は、他に類例がないであろう。

主な活動

2007 年度以前大学見学会として、京都学園大学バイオ環境学部での講義と実習を実施
2008 年度「バイオサイエンス」学校設置科目化。通年実施。NIE の手法による研究発表。
2009年度「バイオ合宿」(2泊3日)導入。調べ学習による研究発表。奈良先端科学技術大学院大学見学会を実施。
2010 年度探求学習による研究発表に変更。生徒主体の実験を導入。
2011 年度「第17 回FD フォーラム」にて京都学園大学バイオ環境学部坂本文夫教授による事例報告。
2012 年度研究計画段階での発表会を導入。(9 月文化祭におけるポスター発表)

バイオサイエンスプログラムの特色

高大連携大学教員による継続的指導。
バイオテクノロジーと
環境保全
ミクロ(細胞・分子・遺伝子などの観点)とマクロ(行動・生態・生態系などの観点)の生物学の、双方への目配りによる融合的学習。
実験・実習と体験学習京都学園大学バイオ環境学部施設を利用。体験学習「バイオ合宿」の実施。
探求学習と
プレゼンテーション
1 年間の学習活動の集大成として研究発表会「バイオリサーチフェア」を実施。