受賞者
AWARD WINNER

京都女子大学附属小学校 言葉としつけの教育

京都女子大学附属小学校 言葉としつけの教育

授賞理由

教育目標は、「いのちを大切にした心の教育を重んじ、いじめのない学校をめざす」「“国語力は人間力”を合い言葉に、敬語とりわけ丁寧語が使えることを大切にして行儀のよい学校づくりをめざす」である。本年度はそれに加えて「温もりと責任のある言語活動を通して、学習自立・生活自立をめざす。思考力・判断力・表現力の育成をめざす」としている。国語教育では、敬語や丁寧語で話をするように指導したり、職員室や保健室への入り方を指導したりと国語力をいかした躾に取り組む。日頃の「しつけ」の徹底が人間形成の基礎を作る上で大事な役割を持っていると考え、“言葉としつけ”の教育にも力を注いでいる。また、学習規律も大切にし、落ち着いた雰囲気で学習ができるように指導を行っている。このような研究成果を全国の先生に発信するため、毎年研究会を開催。温もりと責任ある言語を通して、学習自立、生活自立のできる子ども達を育てている。

主な活動

研究主題(教育研究発表会開催日および参加者)

2009年度 「国語力は人間力」
 ―自分の言葉で適切に表現する子どもを育てる―
 (2010年2月13日 教育研究発表会開催/448名参加)
2010年度 「国語力は人間力」
 ―言葉で考え、適切かつ丁寧に表現する子どもを育てる―
 (2010年11月13日 教育研究会開催/454名参加)
2011年度 「国語力は人間力」
 ―丁寧に考え、丁寧な言葉を使って表現できる子どもを育てる―
 (2011年11月19日 教育研究会開催/697名参加)
2012年度 「国語力は人間力」―自ら学ぶ子どもを育てる―
 (2012年11月17日 教育研究会開催/718名参加)
2013年度 「国語力は人間力」
 ―言葉に責任を持って行動し、生活できる子どもを育てる―
 (2013年11月16日 教育研究会開催/817名参加)
  • 研究成果に『親子で学ぶ 京女式ほめほめ言葉』、『子どもが育つ 学校現場の 京女式ほめほめ言葉』、『京女式 楷書・発問術 1・2・3年』、『京女式 板書・発問術 4・5・6年』(すべて京都女子大学附属小学校編・吉永幸司著 小学館)