受賞者
AWARD WINNER

一燈園小学校・中学校 日本舞踊教育

一燈園小学校・中学校 日本舞踊教育

授賞理由

本校の日本舞踊教育は1969年、本校創始者の西田天香に帰依した日本舞踊家の故花柳有洸先生による、申し出を得たことに始まる。以来、約50年間にわたって日本舞踊を正課目として取り入れている。花柳有洸先生は日本舞踊の最大流派である花柳流の舞踊家で、花柳芳瞠師に師事。古典、創作ともにすぐれた舞踊家として知られる。現在は小学校4年生から中学校3年生までの女子 (男子も選択希望可) が週に一時間、花柳有洸先生の直弟子であり、専門部の教授資絡を授与された花柳有笛先生から本格的な古典舞踊の指導を受けている。踊りの技術や表現の習得のみを目指すのではなく、礼儀作法、日本人としての美しい所作を身に付けることを目的としているため、授業の始めと終わりには床に正座し手を付いて挨拶する。また、稽古着の着付けも指導を受けて自分で行い、中学生は季節に合わせて夏場は浴衣、冬場は袷の着物を着て稽古。日本の伝統文化の素晴らしさを、日本舞踊を通して学んでいる。

主な活動

毎年2月に校内で日本舞踊発表会を開催