受賞者
AWARD WINNER

芳村 猛 洛南高等学校 (体育科教諭)

洛南高等学校 (体育科教諭)

芳村 猛
Yoshimura Takeshi

授賞理由

洛南高等学校体操部は、昭和44年以来、50年連続で京都府代表としてインターハイに出場し、全国優勝8回。国民体育大会でも全国優勝5回の戦績をのこしている。芳村教諭自身も同校体操部出身である。
中京大学体育学部卒業後、昭和51年に母校・洛南高等学校の教員に就任以来、現在に至るまで、43年間にわたり体操部顧問として数多くの選手を指導。体操部のゆるぎない発展の一翼を担うとともに、アテネオリンピックで金メダルを獲得した冨田洋之選手をはじめ、日本を代表する選手の育成に尽力してきた。
洛南高等学校体操部は、「継続は力なり」を合い言葉に、創部以来半世紀にわたり、一年365日、休み無しの練習をこなしてきた。たゆまぬ努力を続ける選手達に、43年間、常に寄り添い、指導にあたる姿勢は、母校の校訓である「自己を尊重せよ」・「真理を探求せよ」・「社会に献身せよ」の校訓を、日々、実践し続けている姿でもある。

主な活動

インターハイ優勝8回(昭和45年、昭和53年、昭和54年、昭和57年、昭和60年、平成11年、平成20年、平成21年)

卒業生(体操部)の主な活躍

小野田博之昭和59年 ロサンゼルスオリンピック 団体3位
津田和樹昭和60年 ユニバーシアード(神戸) 団体2位
山田英喜平成 5年 ユニバーシアード出場
増田宏正平成 7年 世界選手権大会(鯖江)出場
原田睦己平成11年 世界選手権大会(天津) 団体4位
平成12年 シドニーオリンピック 団体4位
冨田洋之平成15年 世界選手権大会(アナハイム) 個人総合3位
平成16年 アテネオリンピック 団体優勝
平成16年 世界選手権大会(メルボルン) 個人総合優勝
芳村裕生平成15年 ユニバーシアード(韓国) 団体3位
中野大輔平成16年 アテネオリンピック 団体優勝
新島卓矢平成21年 ユニバーシアード(セルビアモンテネグロ) 団体優勝
瀬島龍三平成23年 ユニバーシアード(中国) 団体優勝