受賞者
AWARD WINNER

立命館中学校・高等学校 武田 菜々子

立命館中学校・高等学校

武田菜々子(英語科教諭)
Takeda Nanako

授賞理由

2005年に英語科教諭として着任以来17年間にわたって英語教育や科学教育の国際化に尽力し、成果を各種シンポジウムや著作、論文等で公開・普及し、国公私立の多くの英語教育関係者から高く評価されている。

文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定を受けた当初から、中心メンバーとして活躍し、主に「科学教育の国際化の推進」という日本では先例のない教育活動に積極的に挑戦し、様々な実践を進めてきた。学校設定科目「Science English」のカリキュラムや教材の開発のみならず、海外約20カ国、100名以上の高校生を招いて開催する科学研究発表交流会[JapanSuper ScienceFair(通称:JSSF)]においても、生徒の企画・運営への参画を組織し、非認知能力の成長を促すしくみを構築した。また海外の多くの理数教育重点校と信頼関係を築き、15校の海外校と教育協力協定の締結に貢献。SSH推進機構長もつとめるなど、京都の私学教育の魅力向上にも大きく貢献している。