受賞者
AWARD WINNER

立命館中学校・高等学校

立命館中学校・高等学校

国際共同課題研究プロジェクトチーム

授賞理由

立命館中学校・高等学校では、2013年度から「課題研究科」という教科横断型の教員組織を設置して、生徒の探究力の育成を重視し、生徒が課題発見能力や問題解決能力を身につけるようにしている。特に、「国際共同課題研究」という取り組みでは、立命館の生徒と海外校の生徒が協同で英語を共通言語として課題研究に取り組み、その成果を報告書や発表で共有することで、全国的なフロンティア的存在となっている。2013年の台湾との研究をきっかけに、提携する海外校やテーマを拡大し、カナダ、韓国、タイ等の高校生らとともに多くの分野で国際共同課題研究を進めてきた。

現在では、国際共同課題研究への参画を希望する国内の多くの学校に対し、そのノウハウを共有し、多くの海外提携校とのマッチングも行う機能を有するまでになった。これまでの取り組みは文部科学省やJSTからも高く評価されている。これらの国内校・海外校がオンライン上に会して、2023年1月28日に研究成果を発表する「International Collaborative Research Fair(ICRF)国際共同課題研究合同発表会」が開催された。