立命館高等学校 ボランティアグループRIVIO

立命館高等学校 ボランティアグループ RIVIO (Ritsumeikan Volunteer Information Office)
授賞理由
1995年の阪神淡路大震災の折、避難所でボランティア活動を行っていた生徒が中心となり、その輪を全校に広げて継続的に取り組んでいくため、生徒会の中に特別委員会として設立されたのが始まりである。以降、アフリカ難民の方の講演会、車椅子体験、手話講座など、生徒の自主的な企画による様々な活動を展開し、ソロプチミスト京都から2回、プルデンシャル生命主催「ボランティア・スピリット賞」から3回、表彰されている。特に後者では、最優秀賞に選ばれ「米国ボランティア親善大使」として派遣された。
主な活動
- 年3回の長期休暇毎に「スクール」を実施
自閉症の幼児・児童、その兄弟姉妹との交流を図る取組で、障害についての理解を深め、社会的視野を広げることを目指す。約7年前から大徳寺保育園の場所を借りて活動。事前に、障害についての学習会、スクール当日のプログラム(おやつ作りや製作活動等)を企画。当日は約15名の子どもたちと本校生徒が、ほぼ1:1のペアになって1日を過ごす。一般の生徒の参加も多い。 - あしなが育英会主催「募金活動」への参加
毎回参加しており、今回は10名以上が、春と秋それぞれ3~5日間、街頭にて活動。 - 桃山養護学校「フレンドシップフェスタ」への参加
障害を持つ同年代の生徒との交流を深め、障害を持つ人との接し方を先生方から学ぶ。 - 文化祭での展示
NPO団体との協力のもと、フィリピンのスモーキーマウンテン(ごみ山)の展示を開催、併せて現地の子どもたちへの募金活動も実施。