佛教大学附属幼稚園 仏教精神に基づく情操教育

佛教大学附属幼稚園 仏教精神に基づく情操教育
授賞理由
人間の人格形成の礎となる“幼児期”の教育を担う意味で、幼稚園の果たす役割は重要である。同園では、仏教精神に基づいた、宗派に偏重しない情操教育を通して、共生の心、共感の心を育む「生命尊重」の保育に長年にわたり取り組んできた。
情報化・機械化の進展とともに、人間同士のつながりがますます希薄になり、生命軽視といった深刻な状況が生まれる現代社会の中にあって、園児自身の体験を通して命の大切さを実感させる取り組みは大きな意義を持つ。
取り組みの成果は各種学会においても発表され、改良工夫を加えながら継承されている。
主な活動
日本仏教教育学会学術大会 発表記録
1993年 | 「生命尊重の保育」 |
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1996年 | 「仏教系幼稚園の卒園児の宗教観」 |
1998年 | 「4歳児の生命尊重の保育」~小動物との生活の中で~ |
2000年 | 「5歳児の生命尊重の保育」~アゲハ・カブト虫の飼育を通して~ |
2005年 | 「生命尊重の保育」~誕生会を通して~ |
2008年 | 「幼稚園保育と仏教保育」 「勢至丸様との出会い」 「友達の輪のはじまりは ~明るく、正しく、仲良く~」 「バケツ稲栽培を通して」 |