京都学園中学高等学校 国際理解教育
京都学園中学高等学校 国際理解教育
授賞理由
生徒の国際理解の深化を図るため、中学・高校の生徒全員にホームステイによる米英への修学旅行を実施。1998年開設の「国際コース」では、高校2年時に7か月~10か月のイギリス留学制度を導入し、TOEICスコア930点を取得する生徒が現れるなど大きな成果を挙げている。
また、2008年度に新設された「国際ICTコース」では、英語とパソコン技能の両方の習得を目標とし、米・カリフォルニア州モデストへの1か月間の短期留学を実施するとともに、「セカンドライフ」というバーチャルワールドを活用して、モデスト市の高校生との交流プロジェクトを開始。同プロジェクトは国際的に高く評価され、現在19か国30の高等学校が参加する一大オンライン教育ネットワークとして展開されている。グローバル化の進む現在、国際交流・国際理解教育の質的向上の面で大きな貢献を果たしている。
主な活動
2006年8月 | モデスト市教委と教育連携協定締結 |
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2006年10月 | モデスト市教委と協同出資で、セカンドライフに教育交流用のPacific Rim Exchange Islands(以下PRX)創設 |
2007年4月 | 週2回のPRX交流開始 |
2007年7月 | Skoolaborate創設に参画 |
2007年10月 | Skoolaborate初のプロジェクト「アバターハンティング」実施 |
2008年6月 | 国際ICTコース生徒35名、モデスト市教委主催夏期講座参加 |
2008年8月 | Skoolaborate Congress参加 |
2008年8月 | PRXとSkoolaborate統合 |
2009年4月 | モデスト市側のプロジェクト参加生徒来校 |